繊維腺腫切除日記(手術編/下)
(無駄に長くなってるので上下編にしてみた)
12時ちょい前からスタートした気がする。
最初は麻酔も効いてて、呑気に「あーもうすぐ会社行ってたらお昼だなあ、
お昼の方が平和だったかなー、いやいや、これは取った方が良いぞ、
今の方が充実している!」とか、訳わかんないことを考えていた。
皮下麻酔は先に打って、エコーをみながら腺腫の近くに針をぶっ刺し、
しばらく効いてくるのを待って(その間に色々の準備)、
効いてきたら皮膚の麻酔を打つ…っていう感じだった。2回うつのね。
斬られているときは全く気が付かないほとだったけど、
すぐにつっぱり感がすごいことになった。
何してるかわかんないけど、つっぱり感がくることは聞いていたので、
つっぱるなぁ…という程度で我慢していた。
そのうち、肉が焼ける匂いが…って私の肉が焼けている!
レーザーメスで腺腫を焼き切っている…ようである。
うんうん…こげてるねぇ…ってちょっとチクチクするけど、、
先生とか看護師さんに「痛いと思ったら、我慢しないですぐに言ってくださいね!」
と結構しつこく言われていたので、「えっと…ちょっとチクチクするんですが〜?」
と遠慮がちに申告したら「あっ、じゃあ、薬足しますねー!」と言われて
一安心した。が、ちょっと場所が移動すると、結構痛くなる。
レーザーが結構なパンチ力で「ヂリヂリヂリ!」って来て、
我慢もクソもなく「イテテテテッ!!」とか声が出たりする始末w
その度に麻酔を足すんだけど、これが地味に恐怖だったw
11歳の時に交通事故で骨折して2回手術してるんだけど、
1度目の時は大人なら局所麻酔のところ、精神的負担を考えて
子供なので全身麻酔にしたよ、と言われ、
2回目の体内に埋められたワイヤーを抜く手術の時も局所だったけど、
かなり強めの麻酔だったみたいで、土木工事みたいな衝撃はあったけど、
痛みとかは全くなかったので、今回とは全く違うなー…っていうか、
前回は骨だったからそこまで痛くなかったのだろうか…。
偶々一昨日くらいに、HSP診断とかいうのをやってみていて、
HSP度「強」と出てしまったんだが、これは痛みとかも普通の人より感じやすくて
いちいち痛がったりしてしまうらしい。小さい時も痛いことは結構あったけど、
我慢すれば何とかなる…と思って我慢してたんだけど、
我慢しくていい、と言われると結構全部に「痛いです!」と言ってしまう気がする。
しんど…思ったよりしんど…と思ったけど、
先生とか看護師さん達が終始楽しそうにしていて、
結構詳しく実況してくれたり、無駄話したりしながら作業(じゃなくて、手術!)
してくださったので、なんか、深刻なことは起きてない…ってことがわかって、
安心できた。っていうか、なんか緩すぎて面白かった。
和やかな話し声と肉が焼ける匂い…まるでステーキハウスじゃないか!w
焼けているのは私だけれども!
(ま…死ぬような手術じゃないからかな、
深刻になりすぎても患者の私が緊張しちゃうからって、
気をつかってくださっていた可能性も…あるか?ないか?)
ま、そんなわけで思ったより痛かったけど、
無事手術が終わりました。(約40分かかった)
思ったより痛かったけども!(2度言うw)
帰りも元気に徒歩で手術室から出てきた…笑
今、右胸には結構愉快な2.5cmくらいの縫い目がついてる。
ハロウィーンちっくだ。誰にも見せられないがw
でも、みんな普通に手術してる部分とか覗いて説明してくれたり、
とれたての腺腫みますか?と言ってくれたりするので、
忘れてたけど、さすが、血とか肉とかもちろん臓物とか…
大丈夫なんだな〜と改めて…いや〜、すごいっ。
ほんと、私だったらみただけで死ぬかもしれん…。
(あ、腺腫はみました。小さい肉団子って感じでした。
お弁当とかに入ってるミードボールとかのサイズだね、
何かかわいかった、形が…これから病理検査に回されるので、
奴の正体が程なくわかるとおもう)
やっぱ初めに戻るけど、
医療関係者の方には頭が上がりませんね。
ほんとかっこいいなーと思っちゃう。
局部麻酔のおかげでいいもん見れました。(そこ?)
(術後、やっぱり痛くてソッコーで痛み止めのんだw
PCR検査と違ってこっちは…まあ個人差はあると思います。)
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